狩人と犬

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かつての狩人たちは、動物たちを観察しながら、必要な数を捕えることで、生態系全体のバランスを保ってきたのだという。(アマゾンより)

↑これは「乱獲をしない」という意味もあるだろうが、例えば生態系の中間あたりのバランスがおかしそうだったら狩人が、それを察して数を調整するということか?神的な役割ってか?だとしたら狩人がいないことで生態系のバランスが崩れる?

犬と人間の感動ドラマが観たいというより、道具に頼らない山での暮らしが観て見たい。笹口の蔦屋に在庫あるらしい。借りてみよう。

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into the wild

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あらすじ:1992年アメリカ最北部、アラスカの荒野でクリストファーという若者の死体が発見された。裕福な家庭に育った優等生の彼が、なぜ全てを捨てて旅立ち、2年間の放浪の果てにアラスカで最期を迎えたのか。

嫁さんが里帰りで自由時間が少しでき、やっとこの映画を観れた。
一人は自由だ。が、3日(か4日)で飽きる。僕の場合。
「幸せが現実のものになるのは、それをだれかと共有したときだ。」
その通りなんだろうな。なんだかんだいってもそういう風にできてるんだろうな。青年がそれに気づいたときは、既に遅し。荒野の罠にはまってしまっていた。ストーリー、アラスカの自然の映像、ともにすんばらしい映画でした。

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剣岳

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前売り券まで買って見に行った「剣岳」。
実話を基にしたフィクションにしてドラマをもっと膨らませるべきだと思った「剣岳」。
道に迷った香川さんは雷鳥に何を教えてもらって脱出できたのか「剣岳」。
あー「剣岳」。「剣岳」。

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風の果て 尚足るを知らず

NHKの木曜時代劇「風の果て」を欠かさず観ている。痛快娯楽時代劇ではなく、簡単に言うと東北の武士の出世の話だ。主人公は出世のスタート時点での選択において、友人に対して負い目を感じて生きていく(自分が行こうと思えば行けた罪を犯した友人の介錯を他の友人に任せてしまう)。が、実際実力も出世欲もあるんで中老まで出世する。介錯をした友人は剣の腕は立つが、自分が切った友人への負い目を感じて出世もせず(できず?)生きていく。他の同門の友人たちとも出世してから対決したりといろいろです。

なんか生真面目な登場人物に、武士版「ふぞろいの林檎」という印象を受けました。藤沢周平ってやっぱ良いのでしょうか。「若いときは足るを知るな。欲張れ」と主人公の義父が言います。「足るを知れ」と偉い人は言います。どっちとも言えないなとこのドラマを見て思います。

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「かーぜーのーはーてー」と繰り返す暗ーいテーマ曲を歌っていたら、奥さんに嫌がられました。

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爆笑問題の日本の教養

「爆笑問題の日本の教養」というテレビ番組を見ました。「地球のすべては、限られた分子の循環の中にある」「私たち人間の体は一年の間にすべて新しい分子に入れ替わってしまう」という話を食い倒れ人形みたいな教授が語っていました。ヒット曲「千の風になって」もそういったことを歌っているのですね。人が亡くなって火葬にすると分子(煙り)となって地球中にばらまかれるのだそうです。「死んでなんか居ません」とはそういうことなんだ。「生きて死ぬ智慧」という本もそんな事を語っていました。

執着をゼロにするなんてことはまずできないし、上記のような理屈がすべてを解決するわけでは無いだろうけど、とりあえずこんなことを考えていたら、週前半の執着から来た落ち込みからは抜けられたような気がしました。

山で風に吹かれたいわい。

Photo 寝てなんかいません。分子が流れてるんです。

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ブロークン・フラワーズ

ジムジャームッシュ監督のブロークン・フラワーズを見ました。「え?それで?」というのが素直な感想です。何もおこらなさかげんが物凄いのが、この監督の特徴だったことを忘れてました。心温まる物語を勝手に期待してました。物語を求めるってことは起伏を求めるって事で、普通の欲求だと思いますが、偉い人は人生に物語を求めるなとかいいます。どうなんでしょう?もちろんそんな説教をたれるための映画でもないですね。

音楽が良かった。「林檎追分」をジャズの人がカバーしたのを聴いたことがありますがそんな感じでした。ファンキージャズなんだけど演歌的な味がある。まだまだ世界にはいろんな音楽があるんですね。記念に一曲ダウンロードしました。

Bf Broken Flowers (Music from the Motion Picture)より

Yekermo Sew /  Mulatu Astatke

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虹の女神

映画館で予告を観てずっと観たかった映画。主人公二人のヘタクソなキスシーンが強烈に印象に残っていた。岩井俊二がらみの映画ということで、なんか少女漫画を読むような気恥ずかしさがあるのだが、良い物は良いのだ。関係ないけど大島弓子好きでした。

汚い部室で何か作ってるかんじ。夕暮れの河川敷。男勝りな上野。ダメ男な市原。勝手に自分の過去と重ねてました。そんで、「あー。もうずっと昔のことなんだ」と素直に思いました。

良い映画でした。星4つあげたいです。

Niji

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白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-

タカヒロさんから貰ったDVD観ました。良い映画でした。今この時期に観るべくして観たという感じ。タイミングというものはあるのだ。
マインドコントロールされてる人には理屈は通じません。が、正しいことを貫くことは、その他周囲に影響を与えられるのだ。そんでそれは波及する。と信じたい。
デカイ声で狂信的な理屈をガナり続ける裁判官にひるまず、逆に軽く冷笑しつつ周囲への影響を意識していたであろう言葉で、冷静に応戦する兄妹。かっこよかったです。

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父へ

明日は父の誕生日だが早く帰れそうにない。今日のうちにプレゼントをと思いDVDを購入。本当なら感謝の手紙なぞつけて渡したいのだが断念。僕は無口だから何考えてんのかただでさえわからんだろうから、いつかちゃんと手紙を書きたい。いきなり明日父が死んだらきっと後悔するであろう。言ってないことが山ほどある。奥さんは結婚のときに親に手紙渡したんだって。偉いよ。

パッケージに「泣ける2500円」てのは勘弁して欲しいねえ。完全版はだらだらしていまいちだったので最初の劇場公開版を購入。喜んでくれますでしょうか。

ニュー・シネマ・パラダイス

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